ベンチッチが2年ぶりのUSオープンで3度目の準々決勝進出、シフィオンテクにアデレード決勝の雪辱

写真はベリンダ・ベンチッチ(スイス)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を7-6(12) 6-3で下してベスト8に進出した。試合時間は2時間7分。

 フラッシングメドウに2年ぶり6度目の出場となる24歳のベンチッチは、前回プレーした2019年にグランドスラム大会での自己最高となるベスト4をマーク。昨年は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに関する懸念のため、出場を回避する決断を下していた。今年開催された東京オリンピックにスイス代表として出場したベンチッチは単複で決勝に進出し、シングルスでは金メダルに輝いた。

 この結果でベンチッチは、シフィオンテクとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は今年2月にアデレード(WTA500/ハードコート)の決勝で一度顔を合わせており、シフィオンテクが6-2 6-2で勝っていた。

 今大会でのベンチッチは1回戦でアランチャ・ラス(オランダ)を6-4 6-4で、2回戦でマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-3 6-1で、3回戦では第23シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-2 6-4で破って16強入りを決めていた。

 ベンチッチは準々決勝で、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と予選から勝ち上がってきたエマ・ラドゥカヌ(イギリス)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles