10代対決の女子決勝はラドゥカヌがフェルナンデスから第1セットを先取 [USオープン]

写真は試合前のフォトセッションでのレイラ・フェルナンデス(カナダ/左)とエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス決勝でレイラ・フェルナンデス(カナダ)とエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が対戦し、第1セットはラドゥカヌが6-4で先取した。

 両者のジュニア時代を含む過去の対戦成績は、1勝0敗でラドゥカヌがリード。2018年7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)のジュニアの部2回戦で一度顔を合わせており、ラドゥカヌが6-2 6-4で勝っている。

 2019年全仏ジュニア優勝者で同年9月にジュニア世界ナンバーワンの座にも就いた19歳のフェルナンデスは3月にモンテレイ(WTA250/ハードコート)でWTAツアー初優勝を飾り、今大会ではタイトル防衛を目指していた第3シードの大坂なおみ(日清食品)に対する3回戦を含め4人の実績あるシード選手をなぎ倒してこの舞台にたどり着いていた。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て初めて本戦の舞台に立った今年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で4回戦まで勝ち進んで一躍脚光を浴びたラドゥカヌは、予選3試合を含めてニューヨークでプレーした18セットをすべてものにして決勝進出を決めていた。

 グランドスラム大会の決勝が10代のふたりで争われるのは、17歳のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が18歳のマルチナ・ヒンギス(スイス)を倒した1999年USオープン以来のこととなる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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