「デ グロートは4年前から大きく変わった」準優勝の上地結衣 [USオープン車いすの部]

USオープン決勝でのディーダ・デ グロート(オランダ)に3-6 2-6で敗れた上地結衣(三井住友銀行)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の車いす女子シングルス決勝で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)は第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)に3-6 2-6で敗れた

「過去に何度も対戦しているから、お互いのプレースタイルをよくわかっている中での戦いだった。私たちはパラリンピックの決勝でも対戦したばかりだった。彼女は一番難しい相手。パワーもあり、頭脳的でもある。ラリーを組み立てるのが難しかった。今日は相手にプレッシャーを掛け続けようと意識した。上手くいくときもあったけど、リードを奪うまでには至らなかった」

 ディーダがゴールデンスラムを達成したことについて、どう思っていますか?

「彼女はこの数年で物凄く変わった。4年前のパラリンピックでは3位決定戦で対戦した。その直後に彼女は練習方法を変えるなど、凄く変化していった。皆が帰ったあとも、いつも遅くまでコートに残って練習していた。それ以前の彼女はミスが多かったけど、今は自分をコントロールできるようになっている。私自身もリオ・パラリンピックのあとに変わったつもり。私たちにとってパラリンピックは本当に大きな大会だから、そこで何かを変えるきっかけになることがある。グランドスラムも重要だけど、パラリンピックは4年に一度しかない。毎年経験することができない。彼女は今日素晴らしいプレーを見せた」


パラリンピックの聖火台に火を灯すパワーリフティングの森﨑可林(左)、上地結衣(中央)、ボッチャの内田俊介(右)

 この2週間は母国でのパラリンピックで最終ランナーとして聖火に火を灯す大役を果たし、メダルを2個獲得した。振り返ってみてどう?

「聖火台に火を灯す役割は本当に誇りに思っている。でもアスリートとして大会に出場した気持ちは別のもの。決勝に進めたのはうれしいし、銀メダルは前回大会(銅メダル)よりはよかった。でも、東京開催だったので物凄く金メダルを獲りたい気持ちが強かった。シングルスの試合も観戦でき、凄く楽しかった。多くの人にも会えて楽しいイベントだった。無観客ではあったけど、多くの方がテレビやインターネット越しに応援してくれていることが感じられた。本当に誇りに思える大会になった」(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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