地元優勝を目指すプティンセバが準々決勝に進出 [アスタナ・オープン]
WTAツアー公式戦の「アスタナ・オープン」(WTA250/カザフスタン・ヌルスルタン/9月27日~10月2日/賞金総額23万5238ドル/室内ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)がベラ・ラプコ(ベラルーシ)を6-4 6-4で下してベスト8に進出した。
第2セットで一時0-3と劣勢に立たされていたプティンセバは、そこから最後の7ゲームのうち6ゲームを奪取して試合を締めくくった。
母国のツアー大会で優勝した初のカザフスタン人女子プレーヤーになることを目指しているプティンセバは次のラウンドで、第5シードのアナ・コニュ(クロアチア)を2-6 7-6(4) 6-2で破って勝ち上がったアナスタシア・ガサノワ(ロシア)と対戦する。
また第2シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)は最終セットで先にブレークを許しながら挽回し、アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-4 3-6 6-4で振りきった。 バン ウィトバンクがツアーレベルの大会で2回戦を突破したのは、今季の15大会で3度目となる。
一方で第30シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアナスタシア・ポタポワ(ロシア)に6-1 4-6 3-6で逆転負けを喫し、ここまでで敗退したもっともシードの高い選手となった。
ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)は第1セットのタイブレークを落としたが、最終的に第8シードのクララ・ビュレル(フランス)を6-7(3) 6-1 6-2で倒してWTAツアーレベルで今季3度目となる準々決勝進出を決めた。今シーズンのクリスティアンは、3月のサンクトペテルブルクと7月のパレルモでも8強入りしていた。
そのほかの試合では第6シードのレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)、第7シードのバルバラ・グラチェワ(ロシア)、予選勝者のアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。準々決勝ではバン ウィトバンクがグラチェワと、ピーターソンがポタポワと、クリスティアンはクルニッチと顔を合わせる。
この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加された。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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