ムグルッサが本玉真唯の快進撃を食い止め準決勝へ、スビトリーナはジャバーに初黒星 [シカゴ秋季クラシック]

写真はUSオープンでのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シカゴ秋季テニス・クラシック」(WTA500/アメリカ・イリノイ州シカゴ/9月27日~10月3日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が予選から勝ち上がってきた日本の本玉真唯(島津製作所)の進撃を6-3 6-2で食い止めベスト4に進出した。試合時間は1時間40分。

 相手のサービスからポイントを60%以上ものにしたムグルッサは、試合を通して7度のブレークに成功した。WTAツアーで初の本戦入りを果たした22歳の本玉がトップ10プレーヤーと対戦したのは今回が初めてで、100位以内の選手に対する戦績は2勝2敗となった。

 ムグルッサは次のラウンドで、第10シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)との接戦を6-7(4) 6-0 7-6(3)で制して4強入りを決めたマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、第5シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)と第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア)の顔合わせとなった。

 ジャバーが過去3戦全敗だった第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4 6-2で倒し、リバキナは6-4 3-1とした時点で第3シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が右膝のケガにより棄権したため勝ち上がった。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加された。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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