スビトリーナ、ベンチッチ、リバキナら16強が出揃う [シカゴ秋季クラシック]

写真はUSオープンでのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シカゴ秋季テニス・クラシック」(WTA500/アメリカ・イリノイ州シカゴ/9月27日~10月3日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を6-4 6-3で下してベスト16に進出した。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、スビトリーナはこの試合が初戦だった。スビトリーナは次のラウンドで、予選勝者のカテリーナ・コズロワ(ウクライナ)を7-5 6-2で破って勝ち上がったエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)と対戦する。

 この日はスビトリーナ以外にも4人の上位シード勢が初戦に臨み、第3シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と第5シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が16強入りを決めたが、第4シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と第8シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)は敗れた。

 マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)がパブリウチェンコワを6-3 6-2で、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)はアンドレスクを6-4 7-5で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合では第9シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第12シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、第14シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、第16シードのジル・タイヒマン(スイス)、テレザ・マルティンコバ(チェコ)、予選勝者の本玉真唯(島津製作所)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 3回戦ではベンチッチがマルティンコバと、リバキナがクデルメトワと、ペグラが第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と、アザレンカが第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と、タイヒマンがボンドルソバと、ロジャーズは本玉と顔を合わせる。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加された。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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