国際テニス連盟（ITF）の女子ツアー下部大会「バークレー・テニスクラブ女子6万ドルチャレンジ」（ITFワールドテニスツアーW60／アメリカ・カリフォルニア州バークレー／9月27日～10月3日／賞金総額6万ドル／ハードコート）の女子シングルス準決勝で第4シードの奈良くるみ（安藤証券）がマルセラ ・ザカリアス（メキシコ）と対戦したが、第2セット途中で棄権した。

　奈良は第1セットを7-5で先取したが、第2セット0-3となった時点で試合続行を断念した。試合時間は1時間24分。

　今大会での奈良は1回戦で予選勝者の桑田寛子（島津製作所）を7-6(1) 7-5で、2回戦でワイルドカード（主催者推薦枠）のエリー・ダグラス（アメリカ）を6-3 6-2で、準々決勝では予選勝者のソフィー・チャン（アメリカ）を7-6(5) 5-7 6-4で破って4強入りを決めていた。

　シングルスの日本勢は第7シードの日比万葉（グラムスリー）も準決勝に進出したが、ウスエ マイタネ・アルコナーダ（アメリカ）に3-6 7-6(3) 4-6で競り負けた。

　ダブルスではダリラ・ヤクポビッチ（スロベニア）とのペアで第1シードで臨んだ桑田が2試合を勝ち上がったが、準決勝で第4シードのリャン・エンシュオ（台湾）／ルー・ジアジン（中国）に4-6 4-6で敗れた。（テニスマガジン）

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、SRはスペシャル・ランキング（ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置）Ret.は途中棄権

日本人選手の試合結果

女子シングルス準決勝

●9奈良くるみ（日本／安藤証券）[4] 7-5 0-3 Ret. ○7マルセラ ・ザカリアス（メキシコ）

●17日比万葉（日本／グラムスリー）[7] 3-6 7-6(3) 4-6 ○30ウスエ マイタネ・アルコナーダ（アメリカ）

女子シングルス準々決勝

○9奈良くるみ（日本／安藤証券）[4] 7-6(5) 5-7 6-4 ●14ソフィー・チャン（アメリカ）[Q]

○17日比万葉（日本／グラムスリー）[7] 6-2 6-3 ●23ルイーザ・チリコ（アメリカ）[SR]

女子シングルス2回戦

○9奈良くるみ（日本／安藤証券）[4] 6-3 6-2 ●12エリー・ダグラス（アメリカ）[WC]

○17日比万葉（日本／グラムスリー）[7] 6-0 7-6(3) ●19ビクトリア・デュバル（アメリカ）[WC]

女子シングルス1回戦

○9奈良くるみ（日本／安藤証券）[4] 7-6(1) 7-5 ●10桑田寛子（日本／島津製作所）[Q]

○17日比万葉（日本／グラムスリー）[7] 6-3 6-2 ●18ジェイダ・ハート（アメリカ）[Q]

●3岡村恭香（日本／橋本総業ホールディングス）5-7 2-6 ○4エマ・ナバーロ（アメリカ）[Q]

●20加治遥（日本／島津製作所）[Q] 2-6 1-6 ○19ビクトリア・デュバル（アメリカ）[WC]

女子ダブルス準決勝

●1ダリラ・ヤクポビッチ／桑田寛子（スロベニア／島津製作所）[1] 4-6 4-6 ○5リャン・エンシュオ／ルー・ジアジン（台湾／中国）[4]

女子ダブルス準々決勝

○1ダリラ・ヤクポビッチ／桑田寛子（スロベニア／島津製作所）[1] 6-4 1-6 [10-6] ●4エリシア・ボルトン／ジェイダ・ハート（アメリカ）[WC]

●9岡村恭香／ケイティ・ボリネッツ（橋本総業ホールディングス／アメリカ）3-6 3-6 ○12イバナ・ポポビッチ／オリビア・タンドラモリア（オーストラリア）[3]

女子ダブルス1回戦

○1ダリラ・ヤクポビッチ／桑田寛子（スロベニア／島津製作所）[1] 6-2 6-3 ●2ミリアム・ビヨルクルンド／フランチェスカ・ディ ロレンツォ（スウェーデン／アメリカ）

○9岡村恭香／ケイティ・ボリネッツ（橋本総業ホールディングス／アメリカ）不戦勝 ●10キャサリン・セボフ／牛島里咲（カナダ／マサスポーツシステム）

予選決勝

○9加治遥（日本／島津製作所）[3] 2-6 6-4 [10-6] ●12トーリ・キナード（アメリカ）[10]

○25桑田寛子（日本／島津製作所）[7] 6-3 7-5 ●28シャネル・バン グエン（アメリカ）[16]

予選1回戦

9加治遥（日本／島津製作所）[3] Bye

●21牛島里咲（日本／マサスポーツシステム）[6] 3-6 1-6 ○22ジェイダ・ハート（アメリカ）

○25桑田寛子（日本／島津製作所）[7] 3-6 7-5 [10-6] ●26キンミ・ハンス（アメリカ）