ダニエル太郎がコールシュライバーを下して今季のマスターズ初勝利 [ATPインディアンウェルズ]

写真はダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/10月7~17日/賞金総額914万6125ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦でダニエル太郎(エイブル)が37歳のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を6-2 6-4で下し、ATPマスターズ1000の大会で今シーズン初勝利をマークした。試合時間は1時間39分。

 ツアー大会でダニエルが勝ち星を挙げたのは、4月のベオグラード(ATP250/クレーコート)以来で今季5度目となる。

 今大会に2年ぶり5度目の出場となる28歳のダニエルは、初めて予選を突破した2018年の3回戦進出がこれまでの最高成績。前回開催された2019年は、1回戦でドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に6-7(6) 4-6で敗れていた。

 この結果でダニエルは、コールシュライバーとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2019年4月にモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)の1回戦で一度顔を合わせており、コールシュライバーが6-1 6-3で勝っていた。

 ダニエルは次のラウンドで、第16シードのライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となり、2021年大会は3月から延期されて史上初めて秋に開催されることが決まっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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