レジェンド伊達公子さんが語る、勝負に勝つ為の「栄養摂取」
「クロススポーツ」の話は、現役アスリートを刺激する内容となった。
ーーいまは試合中だけでなく、試合前後の栄養摂取が重要視されてきましたよね。
でも、私が高校生のときはまだ水を飲むことが許されてなくて……。まだ、そんな時代でした。
高校を卒業してプロになってからは、プロテニスの世界はシーズンが長く、海外で毎週試合があります。だからコンディションを整えるのが仕事の一部でもありました。
移動や時差に慣れないといけませんが、食事は基本的に三食しっかりと摂り、練習の合間におにぎりやバナナを摂るようにしていました。特にファーストキャリアの時は、日本食のレストランがあまりない町でも大会があったので、炊飯器を持ち歩いて食べてましたよ(笑)。ウィンブルドンでは一軒家を借りるのが通例で、母が食事を作ってくれたときもありました。懐かしいですね。
ーー大会期間中のコンディショニングはどのように調整されていたのでしょうか。
テニスの場合、グランドスラムになると2週間で7回も勝たなければならない。正直、キツかったですよ。特に私の場合は、海外の選手に比べて体が小さいこともあり、最初の1週間はとにかく温存。感じでいうと、50パーセントくらいの調子で入っていき、徐々に調子を上げていきながら、100パーセントに近づけていく。
でも、ウィンブルドンなり、ローランギャロスで試合が出来るというのは幸せでしたね。大舞台で、相手との駆け引きを堪能できましたから。相手がこう来たら、次はこうやって……とか考えながら組み立てていく。ヨーロッパの人はよく、テニスの戦術をチェスに例えるんですが、頭脳戦で勝つためにも栄養摂取が欠かせないんです。
最後まで頑張るためにも、大会期間中に良いものを摂取していくということがとても大切でした。私は痙攣しやすいという課題を抱えていたので、水分、栄養摂取は意識的にやっていました。
ーー伊達さんのベストマッチを教えてください。
たくさんの試合を戦ってきましたけど、1996年のフェドカップでシュティフィ・グラフに勝った試合でしょうか。
東京の有明で行われたフェドカップの時は、ケガをして歩けない状態で、第1セットも0-5という厳しい状況でした。もう、今日は自分のプレーが出来ないとあきらめた状態から、力が抜けて動ける状態になってきたんです。そこから追い上げが始まったけれど、痙攣も起きてしまって。
終わりたいけど、終わりが見えない。
終わりたいけど、終わりたくない。
そんなメンタルになってきて、自分の極限を超えた状態で戦った結果、逆転勝ち出来たんです。
そう思えた試合はあれが最後かな。でも、試合途中で栄養摂取を怠っていたら、とても勝てなかったと思いますね。
数々の名勝負を戦ってきた自身の現役時代を振り返りながら、若い世代にも栄養摂取の大切さを伝えたいという伊達さん。様々なシチュエーションで摂取出来る「リポビタン for Sportsシリーズ」は、アスリートの大きな味方となっています。
ーー「リポビタンショット for Sports」は運動前に気持ちよく栄養摂取をしたい選手におすすめです。また、必須アミノ酸BCAA(分岐鎖アミノ酸)、ビタミンB1,B2,B6だけでなく、β-アラニンも成分に含まれています。
スッキリしていて、とても飲みやすいですね。スポーツで体を動かしている時は、どうしても糖分が欲しくなるのですが、甘いと口の中に残ってしまうじゃないですか。これくらいさっぱりしている方が飲みやすい。テニスの場合、試合開始時間が読めず、どのタイミングで準備するのか難しいのですが、「リポビタンショット for Sports」を飲んで、コートに入る準備をするというのもいい気がします。
ーー「リポビタンゼリー for Sports」は消化吸収速度の異なる複数のエネルギー源を組み合わせたマルチカーボ組成が特長。特に、消化吸収がゆるやかなパラチノースは、テニスのような持久力を必要とする選手にはおすすめの成分です。また、200kcalのエネルギーが含まれているので、消費エネルギーを効率的に摂取したいときに適したゼリー飲料となっています。
試合の途中でエネルギー切れになるわけにはいかないので、試合中だけでなく、試合前から摂取していきたいタイプのものですね。大会期間中は、ランチをゆっくり食べている余裕はないと思うので、コートの中でも摂取できるという点ではありがたいです。
最近、ジュニアの選手たちにも人気のゼリー飲料ですよ。そういえば、ファーストキャリアの時は「念のため」と思っておにぎりを持ってコートに入っていました。さすがに食べる勇気はなかったけど(笑)。「リポビタンゼリー for Sports」だったら、本当にサッと摂取できる。こういう選択肢がある若い世代は羨ましいです。
ーー「リポビタンパウダー for Sports」は、必須アミノ酸BCAA(分岐鎖アミノ酸)とエネルギーの源であるクエン酸を素早く摂取することが可能です。これまでこういった顆粒タイプのものは水で飲むのが一般的でした。
水なしで気軽に飲めるのがありがたいですね。あれ、ちょっと水がないなという時ってありますから、この手軽さがうれしいです。
私の場合、セカンドキャリアの時から身体のケアが追いつかないという課題を抱えていたんですが、こうした選択肢があるのはありがたいですよ。それに、若い選手たちに伝えたいのは、「若いから大丈夫」というのではなく、若いからこそケアをしっかりすることが必要なんです。だからこそ、栄養摂取にはより意識を向けて欲しいなと思いますね。
〈製品概要〉※左から
リポビタンショット for Sports【清涼飲料水】
100ml/希望小売価格248円(税込)
β-アラニン1200mg、カフェイン50mg、ビタミンB1,B2、B6配合。
シトラス風味(無果汁)。
リポビタンゼリー for Sports【清涼飲料水(ゼリー飲料)】
180g/希望小売価格248円(税込)
吸収速度の異なるエネルギー源、ビタミンB1,B2、B6を配合。200kcal。
マスカット味(果汁10%未満)。
リポビタンパウダー for Sports【栄養補助食品】
3g×14袋/希望小売価格2,160円(税込)、3g×30袋/希望小売価格4,320円(税込)
BCAA(分岐鎖アミノ酸)1000㎎、クエン酸1000㎎、ビタミンB1,B2、B6配合
トロピカルパイナップル風味。
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