シナーが1セットも落とさず今季4度目の優勝、決勝でシュワルツマンを圧倒 [ATPアントワープ]

2021-10-25

シナーが1セットも落とさず今季4度目の優勝、決勝でシュワルツマンを圧倒 [ATPアントワープ]

記事を保存

写真はUSオープンでのヤニク・シナー（イタリア）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦の「ヨーロピアン・オープン」（ATP250／ベルギー・アントワープ／10月18～24日／賞金総額58万4125ユーロ／室内ハードコート）の男子シングルス決勝で、第1シードのヤニク・シナー（イタリア）が第2シードのディエゴ・シュワルツマン（アルゼンチン）を6-2 6-2で下して今季4勝目を挙げた。

　シュワルツマンとの初対決で圧勝したシナーは今季5度目の決勝で通算5つ目のタイトルを獲得し、ATPファイナルズ出場権争いに踏みとどまった。20歳のシナーは2007年にエストリルで達成した当時19歳のノバク・ジョコビッチ（セルビア）以来、ATPツアーで5勝を挙げた最年少の選手となった。

　大会を通して1セットも落とさなかったシナーは、男子トップ8によるシーズン末のエリート大会「ATPファイナルズ」の最終枠争いでホベルト・フルカチュ（ポーランド）を追いかけている。

　コートのあらゆる場所からウィナーを放ってアグレッシブなリターンを打ち込んだシナーは、シュワルツマンに付け入る隙を与えなかった。シナーは直面した2つのブレークポイントをセーブし、自分のファーストサーブからのポイントを2本しか落とさなかった。

　シナーと同じく決勝まで1セットも落としていなかったシュワルツマンは、インドア大会での初優勝を目指していた。

　これに先立ちダブルス決勝が行われ、第2シードのニコラ・マウ／ファブリス・マルタン（ともにフランス）が第3シードのヴェスレイ・クールホフ／ジャンジュリアン・ロジェ（ともにオランダ）を6-0 6-1で退けチャンピオンに輝いた。(C)AP（テニスマガジン）

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録（無料／メール登録）すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

部員の方（ログイン）はこちら

続きを読む　>

写真◎Getty Images

タグ：

Pick up

Ranking of articles

VIEW ALL