土居美咲が今季の終了を報告、最終戦は準々決勝で途中棄権「やり切った自分を頑張ったなーと思います」 [WTA125Kミッドランド]

写真はBNPパリバ・オープンでの土居美咲(ミキハウス)(Getty Images)


 WTAツアー下部大会の「ダウ・テニス・クラシック」(WTA125/アメリカ・ミシガン州ミッドランド/11月1~7日/賞金総額11万5000ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準々決勝で第5シードのキャサリン・マクナリー(アメリカ)と対戦した第2シードの土居美咲(ミキハウス)は、第2セット途中でリタイアした。

 第1セットを4-6で落とした土居は、第2セット2-4とリードされた時点で試合続行を断念した。試合時間は1時間9分。

 試合後に自身のSNSでシーズン終了を報告した土居は「実は右太腿を肉離れして、騙し騙しプレーしていました」と明かし、「先週の試合数と移動直後の寒い場所での試合で身体が追いつかなかったのでしょう」と説明した。

 土居は前週のタイラー(W80/ハードコート)で単複ともに決勝まで勝ち進み、シングルスで今季初タイトルを獲得するなど9試合をプレーして今大会を迎えていた。

「今年はコロナで今まで以上に遠征が大変ではありましたが、やり切った自分を頑張ったなーと思います(原文ママ)」

 今大会での土居は1回戦でケイティ・ボリネッツ(アメリカ)に5-7 6-1 7-6(5)で競り勝ったあと、2回戦ではダレイナ・ヒューイット(アメリカ)を6-3 6-2で破って8強入りを決めていた。

 そのほかの日本勢は奈良くるみ(安藤証券)がシングルス本戦に出場していたが、2回戦で第7シードのリゼット・カブレラ(オーストラリア)に6-4 2-6 1-6で敗れていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

日本人選手の試合結果

女子シングルス準々決勝

●32土居美咲(日本/ミキハウス)[2] 4-6 2-6 Ret. ○25キャサリン・マクナリー(アメリカ)[5]

女子シングルス2回戦

○32土居美咲(日本/ミキハウス)[2] 6-3 6-2 ●29ダレイナ・ヒューイット(アメリカ)[Q]

●5奈良くるみ(日本/安藤証券)6-4 2-6 1-6 ○8リゼット・カブレラ(オーストラリア)[7]

女子シングルス1回戦

○32土居美咲(日本/ミキハウス)[2] 5-7 6-1 7-6(5) ●31ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)

○5奈良くるみ(日本/安藤証券)7-6(2) 6-3 ●6ハンナ・チャン(アメリカ)

予選1回戦

●8華谷和生(日本/三浦工業)[8] 6-2 2-6 0-6 ○7ダレイナ・ヒューイット(アメリカ)

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写真◎Getty Images

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