サバレンカとの直接対決を制したサカーリがベスト4最後の一席を奪取、シフィオンテクは3戦目で大会初勝利 [WTAファイナルズ]

写真はマリア・サカーリ(ギリシャ/右)とアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ」(WTAファイナルズ/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/11月10~17日/賞金総額500万ドル/ハードコート)の大会6日目のシングルスはチチェン イッツァ・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第3戦が行われ、マリア・サカーリ(ギリシャ)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)が勝利をおさめた。

 デイセッションで第5シードのシフィオンテクがすでにグループ首位を決めていた第7シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を7-5 6-4で下して大会初勝利を挙げ、ナイトセッションでは第4シードのサカーリが第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)との直接対決を7-6(1) 6-7(6) 6-3で制して2勝目を挙げた。

 この日の結果でチチェン イッツァ・グループの最終順位が確定し、バドーサとサカーリが決勝トーナメントに進出することが決まった。

 大会7日目のシングルスは準決勝が行われる予定となっており、デイセッションでバドーサが第5シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と、ナイトセッションではサカーリが第8シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

※[ ]数字はシード順位

大会6日目の試合結果|11月15日(月)

ラウンドロビン|シングルス

チチェン イッツァ・グループ


○イガ・シフィオンテク(ポーランド)[5] 7-5 6-4 ●パウラ・バドーサ(スペイン)[7]

○マリア・サカーリ(ギリシャ)[4] 7-6(1) 6-7(6) 6-3 ●アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[1]

チチェン イッツァ・グループ|最終順位

1位 バドーサ:2勝1敗(セット4-2、ゲーム34-27)
2位 サカーリ:2勝1敗(セット4-3、ゲーム41-35)
3位 サバレンカ:1勝2敗(セット3-5、ゲーム35-44)
4位 シフィオンテク:1勝2敗(セット3-4、ゲーム32-36)

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写真◎Getty Images

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