元世界1位ムグルッサがコンタベイトをストレートで下して初優勝 [WTAファイナルズ]

写真は優勝を決めた瞬間のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ」(WTAファイナルズ/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/11月10~17日/賞金総額500万ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第6シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が第8シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を6-3 7-5で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間38分。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビン(総当たり戦)を行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われた。

 テオティワカン・グループを2勝1敗の2位で通過した元世界ランク1位のムグルッサは、準決勝で第7シードのパウラ・バドーサ(スペイン)との同胞対決を6-3 6-3で制して決勝進出を決めていた。

 この結果でムグルッサは、コンタベイトとの対戦成績を4勝2敗とした。日曜日のラウンドロビン第3戦では、ムグルッサが6-4 6-4で勝っていた。

 今大会に4年ぶり4度目の出場となった28歳のムグルッサは、大会デビューを果たした2015年のベスト4がこれまでの最高成績だった。前回プレーした2017年は、ラウンドロビン1勝2敗で予選ラウンド敗退に終わっていた。

 先月のモスクワ(WTA500/室内ハードコート)とクルジュ ナポカ(WTA250/室内ハードコート)を制して最後の出場権を獲得した25歳のコンタベイトは、ここ14試合で13勝1敗という戦績を残して決勝の舞台にたどり着いていた。

 先に行われた女子ダブルス決勝は、第1シードのバーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)が第3シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/エリース・メルテンス(ベルギー)を6-3 6-4で下して優勝を飾った。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会最終日の試合結果|11月18日(木)

決勝トーナメント

女子ダブルス決勝

○3バーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)[1] 6-3 6-4 ●2シェイ・スーウェイ/エリース・メルテンス(台湾/ベルギー)[3]

女子シングルス決勝

○2ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[6] 6-3 7-5 ●3アネット・コンタベイト(エストニア)[8]

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写真◎Getty Images

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