グルビスが19歳オジェ アリアシムを粉砕「カムバックするのは容易じゃない」 [オーストラリアン・オープン]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~2月2日/ハードコート)」の大会2日目、男子シングルス1回戦。
 
 フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は男子テニス界の“未来のスター”とみなされている。19歳のカナダ人は今大会の第20シードだった。そして彼は、自身かつて将来を嘱望された若手だったエルネスツ・グルビス(ラトビア)に対する1回戦のあと、早くも敗退した。

 20代だったとき、グルビスはフレンチ・オープン準決勝に進出し、ATPランキングでトップ10に食い込んだ。しかし2019年の背中の故障を含め、一連の故障が彼のキャリアを苛むことになったのだ。火曜日に世界ランク256位として大会に臨んだ彼は、本戦に入るために予選ラウンドを潜り抜けなければならなかった。

 そして苦労の末に得た機会を最大限に利用し、彼はオジェ アリアシムを7-5 4-6 7-6(4) 6-4で倒した。

「今日は、いいグルビスを見た」とオジェ アリアシムはコメントした。

 31歳のグルビスは、「ロッカールームに引き上げていくとき、すごく感情的になっていた」と明かした。「なぜって、簡単じゃない。カムバックするのは容易じゃない。チャレンジャーでプレーするのは容易なことじゃないよ。でも、これらの瞬間は本当に(そういった努力をするだけの)価値があるものだ」。

(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

※写真はエルネスツ・グルビス(ラトビア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 21: Ernests Gulbis of Latvia celebrates winning match point during his Men's Singles first round match against Felix Auger-Aliassime of Canada on day two of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 21, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Mark Kolbe/Getty Images)

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