伊達公子さんが著書『コートサーフェス研究』を題材に無料オンラインイベントを開催、申し込み受付中!


 世界ランキングでトップ10入り(最高4位)を果たし、ウインブルドン・ベスト4など、数々の大記録を打ち立ててきたテニスプレーヤーの伊達公子さんが、テニスコートのサーフェスについて調査・研究し、まとめた書籍『コートサーフェス研究〜砂入り人工芝ではトップテニスプレーヤーは育たない』(A5判、288ページ、定価2530円税込)が東洋館出版社から発売された。



 現在、世界で活躍する錦織圭(日清食品)や大坂なおみ(日清食品)は、幼い頃からハードコートで練習を積んで きた選手。しかし、日本テニスの現状はまだまだ砂入り人工芝コートが主流で、また国内一般大会も半数近くが砂入り人工芝のコートで行われている。

 同書では、伊達さん自らが国内のトッププレーヤーやコーチ、テニスクラブ経営者らに大掛かりなアンケート調査を実施し、その調査結果をグラフ化した上で、世界と日本の環境の違いについて問題提起をしている。テニストッププレーヤーを日本で育てるためには、どういった環境が必要かを考えていく一冊になっている。

 同書の発行を記念し、伊達さんと坂井利彰さん(日本テニス協会常務理事、慶應義塾大学准教授・庭球部監督)によるオンラインイベント(Zoomウェビナー使用)が実施されることになった。『コートサーフェス研究』に関する話題や、現在とこれからのテニス界について感じていることを熱く語る。参加を希望される方は、下記を参照し、お申し込みください。

出版記念オンラインイベント概要 



日時◎2022年1月10日(月・祝) 16時00分〜17時30分
 
第1部 対談 16時00分〜17時00分
第2部 質疑応答 Q&A 17時00〜17時30分
 
登壇者◎伊達公子、坂井利彰
 
開催形態◎オンラインイベント(Zoomウェビナーを使用)
 
参加費◎無料

参加人数◎最大400名
 
申し込み締切◎2022年1月5日(水) 23時59分まで
※申し込みは上記画像内にあるQRコードを読み取り、申し込みフォームから手続きをしてください。
※申し込みフォームで記載いただいたメールアドレスに、2022年1月6日(木)、視聴Zoom URLを配信予定です。


『コートサーフェス研究』(伊達公子著)|目次

(はじめに、より)「私が望むことは、日本の環境で育ったプレーヤーの中から世界トップレベルで活躍する選手が出てくること。そのためにはテクニックを教えるだけではなく、サーフェスの環境整備にエネルギーを注ぐことができる、テニス愛に溢れ ている人たちの力が必要になります」

Chapter1 調査の目的
Section1 研究を始めた理由
Section2 サーフェスの歴史と現状
Section3 日本のテニス事情
Section4 WTA(女子テニス協会)ツアーの仕組み
Section5 トッププレーヤーから見た「砂入り 人工芝」
Section6 ジュニア育成における「砂入り人工 芝」の問題点
Section7 グランドスラム開催国のテニス事情
Section8 研究の意義と目的

Chapter2 調査の方法
Section1 調査方法と対象
Section2 調査内容と分析方法など

Chapter3 調査の結果
Section1 世界的トッププレーヤー
Section2 国内プレーヤー
Section3 世界トップツアーコーチ
Section4 国内コーチ
Section5 国内テニス施設
Section6 ヒアリング調査の結果(ハードコー トへの転換例)

Chapter4 調査から見えてきたこと
Section1 日本テニス界の課題
Section2 ハードコート化

Chapter5 調査のまとめ
Section1 総合考察
Section2 結論

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