「家族が力を合わせれば、なんだってできる!」ウイリアムズ姉妹の父を描いた映画『ドリームプラン』の記者発表会が開催 後編

(左から)記者会見で語るセレナ、ウィル・スミス、ビーナス




脚本を担当したザック・バイリン

ザック・バイリン(脚本):ただのスポーツ映画にしたくなかったんだ。この家族を本当に知ることができる作品にしたかった。そのためにはいろいろとリサーチしなければならなかった。イーシャ、ビーナス、オラセン・ウイリアムズと話して、ベッドルーム、食卓、リチャードの車の中で、どんなことがあったのかを聞いて表現した。すべての瞬間の内側のストーリーを見せようとしたんだ。

司会:イーシャへ、この人たちなら家族について正しく表現してくれると思ったのはなぜだった?


映画がより現実に近いものになるよう、製作者に助言をしたビーナスとセレナの姉イーシャ・プライス

イーシャ・プライス(ビーナス、セレナの姉):ティムとトレバーが私たちの父の話を語りたいと願っていた。父としてどんな人、何を成し遂げたかったのか、家族で何をしたかったのか。彼らの狙いがそこにあると分かったときに安心した。正直に言うと、最初に脚本を読んだときは、まだ改善できる余地があった。でも、このグループはみんなが正しい方向を向いていた。スポーツではワンチャンスしかない。それが正しく、正直に伝えられるか。そこにたどり着くまで時間がかかった。

 ビーナスは長いこと世間の目に晒されてきた。彼女の記事が最初に世間に出たのは9歳くらいのとき。書いている側は、その年齢で書かれること、その家族のことなど理解していない。当時は“コート外でケンカするの?”などというくだらない質問もされて、不信感があった。

 この作品を作る過程で、私は誰かの怒りを買ったかもしれない。でも、正しく表現されているかどうかに対して私は責任を持っていたから。そしてすべての関係者が正しい仕事をしてくれた。すべての人が正しく、父のヒーローストーリー、何をしようとしていたのかを伝えてくれた。そこには間違いなく家族の愛があった。そして、アーンジャニューの存在も素晴らしかった。簡単じゃなかったけど、みんなが素晴らしい仕事をしたと思う。

 これはひとつの旅だけど、平坦で楽なものではなかった。多くの人が一生懸命に関わり、最高の作品が生まれた。

ウィル・スミス: イーシャが内容について激しく反対した日が一日だけあったよね。覚えている?

イーシャ・プライス:オーマイゴッド!

ウィル:大切なものが爆発した、みたいな感じだったね、あのときは。(笑)

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