「家族が力を合わせれば、なんだってできる!」ウイリアムズ姉妹の父を描いた映画『ドリームプラン』の記者発表会が開催 後編

(左から)記者会見で語るセレナ、ウィル・スミス、ビーナス



司会:ビーナスとセレナへ、この映画で少女たちに伝えたいことは?

ビーナス:何でも可能だということ。自分を信じて、疑わないこと。努力することが自信につながるから。家族が力を合わせればなんだってできる。これはファミリーフィルム。ウィルが言ったように、テニスを知らなくてもファミリーはみんなが理解できるはず。

セレナ:今、ビーナスが完璧に言ってくれた。自分を信じたら何でもできるもの。空のように、高い目標を掲げることを恐れないで!


セレナ役を演じたデミー・シングルトン(左)とセレナ

司会:デミーとサナイヤはこの映画でどんな思い出ができ、どんなことを学んだ?

デミー・シングルトン:素晴らしい思い出は、みんなと一緒にいられたこと。これほど大きな作品は初めてだったけど、みんなが気を使ってくれた。特にウィル。素晴らしい役者さんを見てたくさんのことを学んだわ。

サナイヤ・シドニー:ビーナスを演じたこの経験から成長できたと思う。2人は若い頃から凄く落ち着いていた。そして素晴らしい父がいた。本当に家族はすべてだと思う。仕事仲間をリスペクトすることも学んだ。ウィルがとても居心地よくしてくれて、みんなと素晴らしい関係を作ってれた。本当の父親のようだった。撮影が終わったとき、もう一回すべての撮影をやりたいと思ったほど、素晴らしい人ばかりだった。これを世界中の人に見てもらう日が待ち切れない。私が見るときは毎回泣いてしまうの。


ビーナス(左)とビーナス役を演じたサナイヤ・シドニー

司会:ウィルとアーンジャニューはこの経験から何を学んだ? また見た人に何を感じてもらいたい?

アーンジャニュー・エリス:撮影のとき、周囲を見渡して“自分の人生のどこかで正しいことをしたのだろうか?”と何度か考えた。この素晴らしい若い子たちと一緒に働いて、私はいろいろ学ぶことができた。彼女たちは演技を楽々やっているように見える。いつもカメラがあるから、いつでも自然にしているのは誰にでもできることではない。ウィルはスーパースターだけど、気さくでみんなに優しい。誰も一人にはならないように気配りができる。レイナルド・マーカス・グリーン監督は最初から最後まで、毎日同じ情熱を持っていた。毎日が素晴らしい経験、素晴らしいギフトになった。


ビーナス、セレナの母親オラセン・ウイリアムズ役を演じたアーンジャニュー・エリス

ウィル・スミス:サナイヤとデミーはテニスの動きを一から学ばなければならなかった。僕も以前にモハメド・アリの役を演じたとき、プロのファイター役だから大変だったのを覚えている。彼女たちも世界で一番強いテニス選手を演じるのだから、それは大変だよ!

 サナイヤはビーナスのようにプレーしたけど、実は左利きなんだ。利き腕じゃない右手で世界最高の選手を演じたんだよ。凄いことだ。(拍手が沸き起こり)そう、みんな拍手してあげて。僕は、自分が撮影に関わったとき、すべてのスタッフが自分の家族だと思っている。

 キッチンでのシーンで、僕がどうアプローチするか悩んでいたところ、アーンジャニューがすごい自信を持って助けてくれた。撮影中に彼女が最後の一押しをしていたのが、本当に素晴らしかった。このグループのすべてが素晴らしい。この映画を世界に発信できることを誇りに思う。ビーナス、セレナ、イーシャには、「僕らはみんなあなたたちの家族を凄いと思っている。君らを演じることができて大きな栄誉だった」と言いたい。この犠牲、ハードワーク、インスピレーションをありがとう。

司会:ありがとう! これですべて終わりね!(テニスマガジン)

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