困難な年末を過ごしたナダルがコロナから回復してオーストラリア入り
12月20日に新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定されたラファエル・ナダル(スペイン)が回復し、オーストラリアン・オープン出場のため開催地メルボルンの地に足を踏み入れた。
ナダル自身が12月31日にツイッターを更新して写真を投稿し、メルボルン入りしたことを明かした。ナダルがメルボルンのコートに立って微笑む写真には、「誰にも言っちゃダメだよ…僕はここにいる!」とのキャプションが付いていた。
大変な年末を過ごしたにもかかわらず、ナダルは予定通り「メルボルン・サマーセット」(ATP250/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/1月4~9日/ハードコート)に出場したあとオーストラリアン・オープンに臨むと見られている。メルボルン・サマーセットにはナダルのほか、ライリー・オペルカ(アメリカ)やグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)などがエントリーしている。
一方でダニール・メドベージェフ(ロシア)やステファノス・チチパス(ギリシャ)など他の強豪は、土曜日に開幕する男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー/1月1~9日/ハードコート)で活動をスタートさせる。
またフランスのレキップ紙の報道によれば、オーストラリアン・オープン出場が不透明な状態のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は現在スペイン・マルベーリャでオーストラリアン・オープンの公式ボールを使って練習している。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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