ナダルが公式戦復帰後2連勝、世界112位クレッシーは予選から決勝に快進撃 [メルボルン・サマーセット]

写真はラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 2022年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「メルボルン・サマーセット」(ATP250/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/1月4~9日/賞金総額52万1000ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝が行われ、ラファエル・ナダル(スペイン)とマキシム・クレッシー(アメリカ)がタイトルをかけて初対決することになった。

 第1シードのナダルがエミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)を6-4 7-5で倒し、予選勝者のクレッシーは第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に7-5 7-6(9)で競り勝った。

 慢性的な足のケガに苦しめられたため昨年8月のワシントンDC(ATP500/ハードコート)を最後に公式戦でプレーしていなかったナダルは、約5ヵ月ぶりの復帰戦に臨んでいる。

 今大会でのナダルは初戦となった2回戦で予選勝者のリカルダス・ベランキス(リトアニア)を6-2 7-5で破ったあと、準々決勝はタロン・グリークスプア(オランダ)が棄権したため不戦勝で4強入りを決めていた。

 世界ランク112位で24歳のクレッシーはチャレンジャー大会でシングルス3勝とダブルス2勝を挙げているが、ATPツアーでは昨年7月にニューポート(ATP250/グラスコート)のシングルスで8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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