2020年デビスカップ決勝の雪辱に成功したカナダが大会初優勝「お互いを信頼し合った末の完璧な結果」 [ATPカップ]

写真は優勝を決めて喜びを分かち合うカナダ代表チーム(Getty Images)


 2020年に創設された男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー/1月1~9日/賞金総額1000万ドル/ハードコート)の大会最終日は決勝「スペイン対カナダ」が行われ、カナダ(グループC:1位)がスペイン(グループA:1位)を2勝0敗で下して大会初優勝を飾った。

 第1試合でデニス・シャポバロフ(カナダ)がパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-4 6-3で退け、第2試合のエース対決でフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を7-6(3) 6-3で倒してカナダが勝利を決めた。シングルス2試合で決着がついたため、ダブルスの試合は行われなかった。

 一時は0-2と劣勢に立たされながら非常に競った第1セットを多くのブレークポイントを凌いだ末に取り、優勝を決める勝利を掴んだ21歳のオジェ アリアシムは「素晴らしい感慨だよ。僕たちはチームとして大会を通してずっとお互いを信頼し合い、この完璧な結果を手にすることができたんだ」と喜びを口にした。

 試合を通して11回直面したブレークポイントのうち10本(第1セットだけで9回中8本)をセーブしたオジェ アリアシムはその秘訣について尋ねられると、「ポジティブな考え方を保つことかな。自分がやったいいプレーのことを考えて落ち着きを保つことなどだけど、運も少しは関係する。今日の僕は大事なポイントでいいプレーができたよ」と満足感を吐露した。彼はまたスペインの健闘を称えた上で、「スペインは常に最高峰のチームで僕たちは(2019年)デビスカップ決勝で彼らに敗れていたけど、今日はその雪辱を果たした」と言い添えた。

 先勝してチームに勢いを与えて「大きな勝利だ!」と喜んだ22歳のシャポバロフはカナダの優勝が決まったあと、「まずチームにお礼を言いたい。大会前には多くの疑念があったけど、仲間と話し合いながら皆で手を取り合って努力した。チームとして凄くうまく機能したと思う。僕のキャリアで最高の週だったよ」と大会を振り返った。

 シャポバロフは新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したため隔離期間を経てぎりぎりで回復し、ラウンドロビン第1戦のシングルスを欠場したあと第2戦のシングルスで敗れたが、徐々に調子を取り戻していった。

 3回目となる今年の大会は16ヵ国が4チームによる4グループに分れて総当たり戦を行い、各グループの1位が決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定した。試合はシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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