カラツェフが元世界1位マレーを退け3度目のツアー優勝 [ATPシドニー]
ATPツアー公式戦の「シドニー・テニス・クラシック」(ATP250/オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー/1月10~15日/賞金総額52万1000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)が元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)を6-3 6-3で退け優勝を飾った。試合時間は1時間32分。
28歳のカラツェフがATPツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年10月のモスクワ(ATP250/室内ハードコート)以来で3度目となる。ツアー決勝での戦績は、3勝1敗となった。
両者は今回が初対戦。2度に渡る股関節手術からカムバックしてランキングを上げようと奮闘しているマレーは世界ランク135位で、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場していた。
今大会でのカラツェフは初戦となった2回戦でミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を7-5 6-4で、準々決勝で第5シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-2 3-6 6-2で、準決勝では第3シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を6-3 6-7(13) 6-3で破って決勝進出を決めていた。
これに先立ちダブルス決勝が行われ、第3シードのジョン・ピアース(オーストラリア)/フィリップ・ポラセク(スロバキア)がノーシードから勝ち上がってきたシモーネ・ボレッリ/ファビオ・フォニーニ(ともにイタリア)を7-5 7-5で倒してコンビ2勝目を挙げた。(テニスマガジン)
左から男子ダブルス優勝のジョン・ピアース(オーストラリア)、フィリップ・ポラセク(スロバキア)、準優勝のシモーネ・ボレッリ(イタリア)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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