2019年Next Gen ATPファイナルズ決勝カードでふたたびデミノーを倒したシナーがキャリア2度目のグランドスラム準々決勝進出 [オーストラリアン・オープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第11シードのヤニク・シナー(イタリア)が第32シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を7-6(3) 6-3 6-4で下してベスト8に進出した。試合時間は2時間35分。

 グランドスラム大会でシナーが4回戦を突破したのは、2020年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。

 全豪に3年連続出場となる20歳のシナーは、大会デビューを飾った2020年の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。年を跨いでツアー2大会連続優勝を飾ってマッチ10連勝で臨んだ昨年は、1回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)に6-3 3-6 2-6 6-4 4-6で敗れていた。

 この結果でシナーは、デミノーとの対戦成績を3勝0敗とした。初対決だった2019年11月の「Next Gen ATPファイナルズ」(イタリア・ミラノ/室内ハードコート)決勝では、シナーがデミノーに4-2 4-1 4-2で勝って3代目王者に輝いていた。

 今大会でのシナーは1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-4 7-5 6-1で、2回戦でスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-2 6-4 6-3で、3回戦では予選から勝ち上がってきた日本のダニエル太郎(エイブル)を6-4 1-6 6-3 6-1で破って16強入りを決めていた。

 シナーは準々決勝で、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と第20シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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