キーズが7年ぶりのベスト4進出、バドーサに続いてクレイチコバを退けトップ10シードを連破 [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、マディソン・キーズ(アメリカ)が第4シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-3 6-2で下して7年ぶりのベスト4進出を果たした。試合時間は1時間25分。
全豪に2年ぶり9度目の出場となる26歳のキーズは、2015年の準決勝進出がこれまでの最高成績。昨年は大会に向けてチャーター便に乗る前に受けた新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定され、欠場を余儀なくされていた。大会前週のアデレード(WTA250/ハードコート)で2019年8月となるツアー6勝目を挙げたキーズは、マッチ連勝を「10」に伸ばした。
両者がシングルスで対戦したのは、今回が初めてだった。ダブルスのトップ選手として知られていた26歳のクレイチコバは昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム初優勝を飾るなどシングルスでツアー3勝を挙げ、11月には「WTAファイナルズ」(メキシコ・グアダラハラ/ハードコート)にデビューして一躍トップ選手の仲間入りを果たしていた。
今大会でのキーズは1回戦で第11シードのソフィア・ケニン(アメリカ)を7-6(2) 7-5で、2回戦でジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-2 7-5で、3回戦でワン・チャン(中国)を4-6 6-3 7-6(10-2)で、4回戦では第8シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を6-3 6-1で破って8強入りを決めていた。
キーズは準決勝で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と第21シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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