キーズがバドーサを69分で退け準々決勝へ一番乗り、前哨戦優勝者同士の対戦を制す [オーストラリアン・オープン]

写真は勝利を決めた瞬間のマディソン・キーズ(アメリカ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、マディソン・キーズ(アメリカ)が第8シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を6-3 6-1で退けベスト8進出一番乗りを決めた。試合時間は1時間9分。

 全豪に2年ぶり9度目の出場となる26歳のキーズは、2015年のベスト4がこれまでの最高成績。昨年は大会に向けてチャーター便に乗る前に受けた新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定され、欠場を余儀なくされていた。大会前週のアデレード(WTA250/ハードコート)で2019年8月となるツアー6勝目を挙げたキーズは、マッチ連勝を「9」に伸ばした。

 両者は今回が初対戦。2021年シーズンにツアー初優勝を飾った24歳のバドーサは同年10月にインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得し、大会前週のシドニー(WTA500/ハードコート)を制して今大会を迎えていた。

 今大会でのキーズは1回戦で第11シードのソフィア・ケニン(アメリカ)を7-6(2) 7-5で、2回戦でジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-2 7-5で、3回戦ではワン・チャン(中国)を4-6 6-3 7-6(10-2)で破って16強入りを決めていた。

 キーズは準々決勝で、第4シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と第24シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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