クレイチコバがアザレンカを下してグランドスラム2大会連続8強入り [オーストラリアン・オープン]

写真はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第4シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が第24シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6-2 6-2で倒してベスト8に進出した。試合時間は1時間25分。

 グランドスラム大会でクレイチコバが4回戦を突破したのは、昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続いてキャリア3度目となる。

 全豪に8年連続出場となる26歳のクレイチコバは、2020年と21年に本戦でプレーしていずれも2回戦敗退。カテリーナ・シニアコバ(チェコ)とのダブルスでは昨年の大会で決勝進出を果たし、エリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に2-6 3-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

 2021年シーズンのクレイチコバはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム初優勝を飾るなどシングルスでツアー3勝を挙げ、11月には「WTAファイナルズ」(メキシコ・グアダラハラ/ハードコート)にデビューして一躍トップ選手の仲間入りを果たした。

 この結果でクレイチコバは、アザレンカとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2020年10月にオストラバ(WTAプレミア/室内ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、アザレンカが2-6 6-2 6-1で勝っていた。

 今大会でのクレイチコバは1回戦でアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を6-2 6-0で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のワン・シユ(中国)を6-2 6-3で、3回戦では第26シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を2-6 6-4 6-4で破って16強入りを決めていた。

 クレイチコバは次のラウンドで、マディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは4回戦で、第8シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を6-3 6-1で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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