ラモス ビノラスが2年連続の決勝を制して大会初優勝、驚くべき逆転劇でタビロの進撃を阻止 [コルドバ・オープン]

写真は2021年バルセロナ・オープン・バンコサバデルでのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「コルドバ・オープン」(ATP250/アルゼンチン・コルドバ/1月31日~2月6日/賞金総額49万3875ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第6シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)が予選から勝ち上がってきたアレハンドロ・タビロ(チリ)を4-6 6-3 6-4で倒して今季初優勝を飾った。試合時間は2時間40分。

 第1セットを落としたラモス ビノラスは第2セットでも先にリードされながら巻き返し、第3セットでは2ブレークダウンで1-4と追い込まれてから最後の5ゲームを連取して勝利をもぎ取った。

 34歳のラモス ビノラスがATPツアーでタイトルを獲得したのは、昨年5月のエストリル(ATP250/クレーコート)以来で4度目となる。同ラウンドでの戦績は、4勝7敗となった。ラモス ビノラスは昨年の大会でも決勝に進出したが、ATPツアー本戦デビューだったフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)に0-6 6-2 2-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。24歳のタビロがシングルスでツアー大会の本戦でプレーしたのはこれが9度目に過ぎず、5勝9敗の戦績で今大会を迎えていた。

 今大会でのラモス ビノラスは1回戦でアンドレイ・マルティン(スロバキア)を6-4 6-3で退け、2回戦は予選勝者のフアン パブロ・バリラス(ペルー)が足首の負傷により第2セット途中で棄権したため勝ち上がり、準々決勝で第4シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を7-6(5) 7-5で、準決勝ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2019年大会チャンピオンのフアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)を7-6(4) 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第1シードのサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/アンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)がマルティン/トリスタン サミュエル・ワイスボルン(オーストリア)を7-5 6-3で下してコンビ3勝目を挙げた。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles