ダニエル太郎が本戦入り、西岡良仁は予選決勝で敗退 [ATPインディアンウェルズ]

写真は2021年BNPパリバ・オープンでのダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日10~20日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の予選決勝で、第12シードのダニエル太郎(エイブル)がダニエル・マズア(ドイツ)を6-4 6-2で下して本戦入りを決めた。試合時間は1時間18分。

 今大会に2年連続6度目の出場となる29歳のダニエルは、予選を突破して初めて本戦入りした2018年の3回戦進出がこれまでの最高成績。秋に開催された昨年の大会では、2回戦でライリー・オペルカ(アメリカ)に5-7 3-6で敗れていた。

 本戦の組み合わせ決まり、ダニエルは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り参戦した元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)と対戦することになった。両者は今シーズンだけで既に2度顔を合わせており、1勝1敗と星を分け合っている。

 予選に第6シードで参戦していた西岡良仁(ミキハウス)は初戦を勝ち上がったが、最終ラウンドでミカエル・ククシュキン(カザフスタン)に2-6 6-7(4)で敗れた。

 そのほかの日本勢はマクラクラン勉(イカイ)がレイブン・クラーセン(南アフリカ)とのペアでダブルスにエントリーしており、初戦の対戦相手はワイルドカードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)/ステファノス・チチパス(ギリシャ)に決まった。

 BNPパリバ・オープンはATPツアーで通常なら年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの今季第1戦で、シングルス96ドロー、ダブルス32ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

シングルス予選決勝

●21西岡良仁(日本/ミキハウス)[6] 2-6 6-7(4) ○23ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)

○45ダニエル太郎(日本/エイブル)[12] 6-4 6-2 ●47ダニエル・マズア(ドイツ)

シングルス予選1回戦

○21西岡良仁(日本/ミキハウス)[6] 6-1 3-6 6-4 ●22ユーゴ・グルニエ(フランス)

○45ダニエル太郎(日本/エイブル)[12] 7-5 7-5 ●46エミリオ・ナバ(アメリカ)[WC]

上位出場選手シード順位|シングルス

ダニール・メドベージェフ(ロシア)[1]
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[2]※欠場
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[3]
ラファエル・ナダル(スペイン)[4]
ステファノス・チチパス(ギリシャ)[5]
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)[6]
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7]
キャスパー・ルード(ノルウェー)[8]

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写真◎Getty Images

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