ティームがインディアンウェルズとマイアミの出場を取り消し、4月の復帰を目指す「クレーコートでの復帰が最適」
男子プロテニス協会(ATP)が月曜日に公式サイトを更新し、ドミニク・ティーム(オーストリア)がインディアンウェルズとマイアミで開催されるATPマスターズ1000大会への出場を取り消したと発表した。
昨年6月のマヨルカ(ATP250/グラスコート)で手首を痛めてから公式戦でプレーしていないティームはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)と南米でのクレーコート大会への参戦を見送っており、これが復帰戦となるはずだった。
自身のインスタグラムを更新したティームは投稿したビデオの中で、「非常にいい練習ができています。手首の状態はまったく良好で、手も日に日によくなっていいます。それでも僕はインディアンウェルズとマイアミ出場を取りやめ、クレーコートでプレーを始めることを決めました。クレーコートは変わらず僕がもっとも心地よく感じるサーフェスなので、そこでプレーを再開するのが最適なタイミングだと思います」と理由を説明した。
「アメリカでプレーできたらよかったと思うし、ファンに本当に申し訳ないと思っています。最後にインディアンウェルズでプレーしたときには優勝したからアメリカでプレーするのは大好きだし、戻っていく日が待ち遠しいです」
28歳のティームは2019年にインディアンウェルズで優勝しており、マイアミでの最高成績は2015年の準々決勝進出となっている。一時世界ランク3位にまで登った彼は長期離脱のため現在は50位までランキングを落としており、4月に復帰することを目指している。
写真◎Getty Images
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