大坂なおみがスティーブンスとの元USオープン女王対決を制して2回戦へ [WTAインディアンウェルズ]

写真は試合後に握手を交わす大坂なおみ(フリー/右)とスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日9~20日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、世界ランク78位の大坂なおみ(フリー)が同38位のスローン・スティーブンス(アメリカ)を3-6 6-1 6-2で倒して今季のマッチ6勝目を挙げた。試合時間は1時間53分。

 今大会に3年ぶり5度目の出場となる24歳の大坂は、2度目の本戦だった2018年にキャリア初タイトルを獲得。前回プレーした2019年は世界ナンバーワンとして2連覇に挑んだが、4回戦でべリンダ・ベンチッチ(スイス)に3-6 1-6で敗れていた。

 ふたりはこれが3度目のマッチアップだったが、大坂が初勝利を挙げた。初対決だった2016年2月のアカプルコ(WTAインターナショナル/ハードコート)準々決勝は6-3 7-5で、2018年10月のWTAファイナルズ(シンガポール・シンガポール/室内ハードコート)のラウンドロビン(グループ内総当たり戦)は7-5 4-6 6-1で、いずれもスティーブンスが勝っていた。

 大坂は次のラウンドで、第21シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 地元アメリカ勢はアマンダ・アニシモワ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエマ・ナバーロ(アメリカ)との同士討ちを6-2 6-2で制し、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)はヌリア・パリザス ディアス(スペイン)に6-1 5-7 7-6(3)で競り勝ちそれぞれ2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合ではテレザ・マルティンコバ(チェコ)、ジャスミン・パオリーニ(イタリア)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、マルタ・コスチュク(ウクライナ)、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)、アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)、クリスティーナ・クコバ(スロバキア)、予選勝者のカーヤ・ユバン(スロベニア)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)とアストラ・シャルマ(オーストラリア)、予選勝者のマリー・ブーズコバ(チェコ)とダリア・サビル(オーストラリア)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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