阿部宏美がITFツアーのダブルスで2度目の優勝、ここ4週間で3つ目のタイトル獲得 [W15シャルム エル シェイク]

写真は2021年度全日本学生室内テニス選手権大会での阿部宏美(筑波大学)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「エジプト女子フューチャー」(ITFワールドテニスツアーW15/エジプト・シャルム エル シェイク/3月7~13日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、阿部宏美(筑波大学)/イバナ・セベストバ(チェコ)がシルビア・アンブロシオ(ドイツ)/エレナ テオドラ・カダル(ルーマニア)とのノーシード対決を6-4 1-6 [10-4]で制して優勝を飾った。試合時間は1時間20分。

 セベストバと阿部は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。21歳の阿部がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2週間前に同地で開催された大会に続いて2度目となる。

 今大会での阿部/セベストバは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のケンジー・アブデルアル(エジプト)/シオマラ・エステベス グリリョ(スペイン)を6-0 6-0で、準々決勝で第2シードのマー・イェジン(中国)/上田らむ(ノア・インドアステージ)を6-4 1-6 [10-3]で、準決勝では第3シードのクリスティーナ・ドミトルク(ベラルーシ)/エカテリーナ・マカロワ(ロシア)を7-5 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスにも出場していた阿部は予選から4試合を勝ち上がったあと、準々決勝で第7シードのホン イ コディ・ウォン(香港)に3-6 2-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、JRはITFジュニア枠

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○8マリア・トカチェワ(ロシア)[6] 3-6 6-3 6-3 ●17ホン イ コディ・ウォン(香港)[7]

女子シングルス準決勝

○8マリア・トカチェワ(ロシア)[6] 6-7(5) 6-2 6-1 ●12クリスティーナ・ドミトルク(ベラルーシ)[JR]

○17ホン イ コディ・ウォン(香港)[7] 6-3 6-4 ●32エレナ テオドラ・カダル(ルーマニア)[2]

女子シングルス準々決勝

○8マリア・トカチェワ(ロシア)[6] 6-2 6-2 ●4アリス・ギラン(イギリス)

○12クリスティーナ・ドミトルク(ベラルーシ)[JR] 7-6(6) 6-3 ●16上田らむ(日本/ノア・インドアステージ)[8]

○17ホン イ コディ・ウォン(香港)[7] 6-3 6-2 ●22阿部宏美(日本/筑波大学)[Q]

○32エレナ テオドラ・カダル(ルーマニア)[2] 6-2 6-2 ●25アドリエン・ナギー(ハンガリー)[5]

女子ダブルス決勝

○14阿部宏美/イバナ・セベストバ(筑波大学/チェコ)6-4 1-6 [10-4] ●3シルビア・アンブロシオ/エレナ テオドラ・カダル(ドイツ/ルーマニア)

女子ダブルス準決勝

○3シルビア・アンブロシオ/エレナ テオドラ・カダル(ドイツ/ルーマニア)5-7 6-4 [10-6] ●8ワン・チャオイー/ホン イ コディ・ウォン(台湾/香港)

○14阿部宏美/イバナ・セベストバ(筑波大学/チェコ)7-5 6-4 ●12クリスティーナ・ドミトルク/エカテリーナ・マカロワ(ベラルーシ/ロシア)[3]

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撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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