チチパスがピンチを凌いでソックに勝利「僕らはふたりともコートですべてを出し尽くした」 [ATPインディアンウェルズ]

2022-03-13

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チチパスがピンチを凌いでソックに勝利「僕らはふたりともコートですべてを出し尽くした」 [ATPインディアンウェルズ]

テニスマガジン編集部

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写真は接戦を潜り抜けて初戦を突破したステファノス・チチパス（ギリシャ）（Getty Images）

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　ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」（ATP1000／アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ／3月日10～20日／賞金総額955万4920ドル／ハードコート）の男子シングルス2回戦で、第5シードのステファノス・チチパス（ギリシャ）がワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したジャック・ソック（アメリカ）に7-6(5) 3-6 7-6(5)で競り勝ちベスト32に進出した。

　ケガと不振の時期を通り抜けて復調しつつあるソックは第3セット5-6から3つのマッチポイントを凌いでキープしたあともつれ込んだタイブレークで5-4とリードしたが、そこから2本のアンフォーストエラーを犯してチチパスに奮起を許してしまった。

「クレイジーな試合だった。僕らはふたりとも、コートですべてを出し尽くした。ジャックは素晴らしいプレーをしたけど、僕も最後に自分のベストテニスを引き出しすことができたよ。今日の僕はアグレッシブにプレーし、同時に冷静さを保つことができるということを証明できたと思う」と試合後にチチパスはコメントした。

　チチパスが次に対戦する相手は、いっそう厄介な敵となる可能性がある。それは同日に第25シードのカレン・ハチャノフ（ロシア）を6-0 6-3で倒して波に乗る急成長中のジェンソン・ブルックスビー（アメリカ）だ。

　昨年のUSオープン4回戦進出で脚光を浴びた21歳のブルックスビーは2月末のアカプルコで世界3位のアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）とフルセットの死闘を繰り広げた末に敗れたが、試合終了が午前5時5分前だっため史上もっとも遅く終わった試合をプレーした選手のひとりとしても注目されていた。

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写真◎Getty Images

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