大坂なおみらが2回戦へ、ムチョバはUSオープン以来の復帰戦に勝利 [マイアミ・オープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月22日~4月3日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、世界ランク77位(3月21日付)の大坂なおみ(フリー)が同96位のアストラ・シャルマ(オーストラリア)との初対決を6-3 6-4で制した。試合時間は1時間20分。

 今大会に2年連続6度目の出場となる24歳の大坂は、昨年のベスト8がこれまでの最高成績。そのときは不戦勝を含め3試合を勝ち上がったあと、準々決勝でマリア・サカーリ(ギリシャ)に0-6 4-6で敗れていた。

 2021年シーズンの大坂は東京オリンピックを含む9大会(18勝6敗)の参戦に留まり、今季はここまで3大会でプレーして6勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 大坂は次のラウンドで、第13シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 7人がプレーした地元アメリカ勢は2018年大会チャンピオンのスローン・スティーブンス(アメリカ)、アリソン・リスク(アメリカ)、マディソン・ブレングル(アメリカ)、予選を勝ち上がってきたローレン・デービス(アメリカ)の4人が2回戦に駒を進めた。

 昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で4強入りしたカロリーナ・ムチョバ(チェコ)は初戦敗退に終わったUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後にケガのために公式戦でプレーしていなかったが、同胞のテレザ・マルティンコバ(チェコ)に7-6(3) 7-6(3)で競り勝ち半年以上ぶりの復帰戦を勝利で飾った。

 そのほかの試合ではビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)、ジャン・シューアイ(中国)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)、イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)、クララ・ビュレル(フランス)、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)、予選勝者のマリー・ブーズコバ(チェコ)とワン・チャン(中国)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のルチア・ブロンゼッティ(イタリア)、ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)、予選勝者のベラ・ズボナレワ(ロシア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した16歳のリンダ・フルヴィルトバ(チェコ)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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