ティームがマルベーリャのチャレンジャー大会で復帰の歩みを開始すると発表「謙虚な気持で再出発する準備はできている」

写真は2021年フレンチ・オープンの会場で練習中のドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 右手首のケガによる長期離脱を経てクレーコートシーズンからの復帰を予定しているドミニク・ティーム(オーストリア)が、ATPツアー下部大会の「AnyTech365アンダルシア・オープン」(チャレンジャー125/スペイン・マルベーリャ/3月28日~4月3日/賞金総額13万4920ユーロ/クレーコート)からワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り、そこで肩慣らしを開始すると発表した。

 昨年6月にマヨルカのグラスコート大会で手首を負傷したティームは、それから約9ヵ月間ほど公式戦でのプレーから遠ざかっている。

「この長い休止期間を経て、競技に戻っていきたいと思います。これが正しい再開の方法だと信じていいます」とティームは自身のインスタグラムを通して報告した。

「ここまで非常に厳しい時期を過ごし、大会に復帰できる日を長いこと待ちわびていました。トップレベルに戻っていくプロセスには時間がかかるとわかっていますが、ハードワークを積み、謙虚な気持で再出発する準備はできています」

 この大会にはほかにも、同じくケガから復帰して足慣らしを必要としているスタン・ワウリンカ(スイス)もワイルドカードでの出場を予定している。ワウリンカは足のケガにより、昨年3月のカタール・オープンを最後に公式戦に出場していない。

 それ以外にも同大会には右肘の手術を経てカムバック過程にある元トップ10プレーヤーのルカ・プイユ(フランス)、ベテランのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)、また世界ランク89位のジャウメ・ムナール(スペイン)などもエントリーしており、チャレンジャー大会にしては豪華なメンバーがひしめいている。

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写真◎Getty Images

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