今季初タイトルを目指すズベレフがコキナキスを倒して8強入り [マイアミ・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月23日~4月3日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が予選から勝ち上がってきたタナシ・コキナキス(オーストラリア)を6-4 6-4で下してベスト8に進出した。

 今年に入ってからまだひとつもタイトルを獲っていないズベレフはインディアンウェルズで初戦敗退を喫したあと、再スタートを期してこの大会に臨んでいる。この日のズベレフは競り合いながらも相手より安定性のあるプレーを見せ、試合を通して主導権を維持した。対するコキナキスは、ATPマスターズ1000の大会で初の8強入りを目指していた。

「かなり暑かったから、ポイントを短くしたかった。タナシは非常にアグレッシブな選手だから、彼から攻撃のチャンスを奪おうとしたんだ」とズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「セカンドサーブに対する僕のリターンはよかったと思う。僕は彼にプレッシャーをかけ、アグレッシブな姿勢でプレーし続けて、それがうまく機能したよ」

 ズベレフは準々決勝で、第10シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。

 23歳のルードに対する次戦に目を向けたズベレフは、「キャスパーは素晴らしい選手であり、今は信じられないほどいいプレーをしている。だから厳しい戦いに挑む心構えはできているよ」と話した。

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写真◎Getty Images

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