シフィオンテクが堂々の勝利で準決勝へ「この連勝の勢いを活用したい」 [マイアミ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月22日~4月3日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第28シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を6-3 6-3で下してベスト4に進出した。

 20歳のシフィオンテクがマイアミでベスト4に進出したのは初めてだが、彼女は実に堂々としたプレーぶりでそれをやってのけた。彼女はこの日の勝利でキャリア最長の連勝記録を「15」に伸ばし、今季の成績は女子ツアー最高の24勝3敗となった。

「私はドーハの出だしから築き上げてきた自信を利用したかったの。今の私は勢いに乗っており、その弾みを利用したいと思っている。このような連勝には罠もあるけど、いいプレーができたし、健康状態もよく、ペトラのような偉大な選手と競い合えたことをうれしく思っているわ」と試合後にシフィオンテクはコメントした。

 新コーチの下で新しく導入したアグレッシブなプレーによって飛躍を果たしたシフィオンテクだったが、この日はクビトバのパワーを吸収するディフェンス面での能力の高さも披露した。優れたリターンのおかげで大会を通して58%の確率を誇るブレーク力をこの日も駆使し、試合の出だしに相手のサービスゲームを破ることに成功した。

 第1セットでのクビトバがウィナー11本でアンフォーストエラー7本だったのに対し、シフィオンテクはウィナーが6本に留まったがアンフォーストエラーも3本に抑え、大事なポイントをもぎ取る能力を発揮して競ったセットをものにした。

 試合を通してクビトバが19対16でシフィオンテクは8対7とお互いにミスよりも多くのウィナーを決め、この数字はふたりともいいプレーをしていたことを示していたが、クビトバは一度もブレークポイントを掴むことができなかった。最後はシフィオンテクがラブゲームでブレークし、試合に終止符を打った。

「彼女は非常にスピードがある選手だから、試合の出だしから彼女のスピードについていかなければいけないことはわかっていた。(その強打を返すため)だから私は重心を低くするようにしていた。ファーストサーブがカギだったわ。戦略をうまく行使することができたと思う」とシフィオンテクは試合を振り返った。

 女子テニス協会(WTA)によれば、シフィオンテクは21歳になる前にマイアミで4強入りした4人目のプレーヤーで、過去にそれをやってのけたのはカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)のみだった。

 週明けに新しく世界ランク1位になることが決まっているシフィオンテクは次のラウンドで、第16シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは対戦相手だった第5シードのパウラ・バドーサ(スペイン)がウイルス性の疾患からくる体調不良を理由に途中棄権したため、第1セット4-1とリードしたところで勝利を決めていた。

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写真◎Getty Images

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