フルカチュがメドベージェフの世界1位返り咲きを阻止、18歳アルカラスは2大会連続4強入り [マイアミ・オープン]

写真は2大会連続4強入りを決めたカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月23日~4月3日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝残り2試合が行われ、ホベルト・フルカチュ(ポーランド)とカルロス・アルカラス(スペイン)がトップハーフ(ドローの上半分)からベスト4に進出した。

 第8シードのフルカチュが第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を7-6(7) 6-3で倒し、第14シードのアルカラスはノーシードから勝ち上がってきたミオミル・キツマノビッチ(セルビア)に6-7(5) 6-3 7-6(5)で競り勝った。

 メドベージェフは4強入りすればノバク・ジョコビッチ(セルビア)から世界ランク1位の座を取り戻すことができるはずだったが、あと一歩届かなかった。

 決勝進出をかけて戦うことになったふたりは、これが初対戦となる。同大会でマッチ10連勝中のフルカチュはタイトル防衛まであと2勝と迫っており、前週のインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)に続く4強入りを決めた18歳のアルカラスはATPマスターズ1000大会で初の決勝進出を目指している。

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写真◎Getty Images

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