青山修子/柴原瑛菜も勝利、日本がインドを3勝0敗で下して白星スタート [ビリー ジーン・キング・カップ◎アジア・オセアニア地区グループⅠ]

写真は(左から)青山修子(近藤乳業)、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)、ソウジャニャ・バビセッティ(インド)、リヤ・バティア(インド)(写真提供◎公益財団法人日本テニス協会)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ by BNPパリバ」アジア・オセアニア地区グループⅠ(4月12~16日/トルコ・アンタルヤ/クレーコート)の第1戦「日本対インド」の第3試合で日本の青山修子(近藤乳業:複5位)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複4位)がインドのソウジャニャ・バビセッティ(複592位)/リヤ・バティア(複469位)を6-0 6-4で退け、日本が3勝0敗で白星スタートを切った。試合時間は1時間11分。

 青山と柴原のコンビはこれが2試合目の代表戦だったが、2連勝を飾った。

 第1試合は内藤祐希(亀田製菓:単229位)がラトゥーヤ・ボーセール(単477位)を6-0 6-4で、第2試合のエース対決では本玉真唯(島津製作所:単129位)がアンキタ・レイナ(単319位)を6-4 6-4で下し、日本が先に2勝を挙げていた。

 日本は2020年のファイナルズ予選(2月7、8日/スペイン・ムルシア/クレーコート)でスペインに1勝3敗で敗れ、昨年のプレーオフ(4月16、17日/ウクライナ・チョルノモルスク/クレーコート)でウクライナに0勝4敗で完敗を喫してグループⅠ降格が決まっていた。

 ビリー ジーン・キング・カップは男子のデビスカップ(デ杯)と同様にITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
 
 各地域ゾーンは1ヵ所集中開催で、今回のアジア・オセアニア地区は6ヵ国(日本、中国、韓国、インド、インドネシア、ニュージーランド)による総当たり戦を行い上位2チームが来季のファイナルズ予選出場をかけた11月のプレーオフに進出することができ、下位2チームはグループⅡに自動降格となる。各対戦はシングルス2試合、ダブルス1試合の3試合によって争われる。

 日本代表を率いる土橋登志久監督は今シーズン限りで辞任する意向を表明しており、プレーオフに進めなかった場合はこれが最後の指揮となる。

※文中の世界ランクは4月11日付

アジア・オセアニア地区グループⅠ◎第1戦|日本(1勝0敗)3-0 インド(0勝1敗)

第1試合 ○内藤祐希(亀田製菓:単229位)6-0 6-4 ●ラトゥーヤ・ボーセール(単477位)
第2試合 ○本玉真唯(島津製作所:単129位)6-4 6-4 ●アンキタ・レイナ(単319位)
第3試合 ○青山修子(近藤乳業:複8位)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複7位)6-0 6-4 ●ソウジャニャ・バビセッティ(複592位)/リヤ・バティア(複469位)

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写真◎Getty Images

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