サバレンカが約半年ぶりに復帰したアンドレスクを倒して今季2度目の準々決勝進出 [WTAシュツットガルト]
WTAツアー公式戦の「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月18~24日/賞金総額75万7900ドル/室内クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がビアンカ・アンドレスク(カナダ)を6-1 3-6 6-2で退けた。試合時間は1時間52分。
上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、サバレンカはこの試合が初戦だった。昨年の同大会決勝でアシュリー・バーティ(オーストラリア)に敗れはしたが準優勝を飾ったサバレンカが8強入りしたのは、2月のドーハ(WTA1000/ハードコート)以来で今季2度目となる。
昨年12月に精神的休息のために期限を定めず一時的にツアーを離れると発表した21歳のアンドレスクは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したユーレ・ニーマイヤー(ドイツ)を7-6(5) 6-3で倒し、復帰戦を勝利で飾っていた。
サバレンカは次のラウンドで、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を2-6 6-3 7-6(5)で破って勝ち上がった第5シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。
この日初戦に臨んだサバレンカ以外の上位シード勢は第2シードのパウラ・バドーサ(スペイン)がエレナ・リバキナ(カザフスタン)に6-2 4-6 7-6(4)で競り勝ち準々決勝に駒を進めたが、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2017年大会チャンピオンのラウラ・シグムンド(ドイツ)と対戦した第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)は4-6 1-3とリードされた時点で胃腸の問題を理由にリタイアした。
そのほかの試合では第7シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 6-3で、第8シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のタマラ・コーパッチ(ドイツ)を6-0 2-6 6-1で、リュドミラ・サムソノワ(ロシア)は第6シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-4 6-4で下し、ベスト8が出揃った。
準々決勝ではバドーサがジャバーと、ラドゥカヌが第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と、サムソノワはシグムンドと顔を合わせる。
写真◎Getty Images
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