ダビドビッチ フォキナがモンテカルロ準優勝後の初戦に勝利 [エストリル・オープン]
ATPツアー公式戦の「ミレニアム・エストリル・オープン」(ATP250/ポルトガル・エストリル/4月25日~5月1日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第6シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が予選勝者のベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)との同胞対決を6-3 7-6(5)で制してベスト8に進出した。試合時間は1時間56分。
上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ダビドビッチ フォキナはこれが世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒すなどして準優勝を飾ったモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)以来の試合だった。
今大会でプレーした2019年と21年にいずれも4強入りしていた22歳のダビドビッチ フォキナは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したヌーノ・ボルヘス(ポルトガル)を7-6(4) 4-6 6-0で破って勝ち上がった第5シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。
そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンで第6シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)がクォン・スンウ(韓国)を5-7 6-1 6-2で退け、ベテランのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)は予選勝者のパブロ・クエバス(ウルグアイ)を6-2 6-3で下し、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。
ベルダスコは第8シードで臨んだ予選の最終ラウンドでピエール ユーグ・エルベール(フランス)に敗れたが、第2シードで出場予定だったディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が疲労を理由に欠場したためラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦入りが決まっていた。
写真◎Getty Images
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