トレビザンがサスノビッチに競り勝ち2度目の8強入り、ツアー初優勝を飾ったラバトからマッチ9連勝 [フレンチ・オープン]

写真はマルチナ・トレビザン(イタリア)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、マルチナ・トレビザン(イタリア)がアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)とのノーシード対決を7-6(10) 7-5で制してベスト8進出を果たした。試合時間は1時間59分。

 ロラン・ギャロスに3年連続出場となる28歳のトレビザンは、秋に開催された2020年大会でグランドスラム自己最高のベスト8をマーク。昨年は1試合を勝ち上がったあと、2回戦でソラナ・シルステア(ルーマニア)に4-6 6-3 4-6で敗れていた。大会前週のラバト(WTA250/クレーコート)でツアー初優勝を飾ったトレビザンは、連勝を「9」に伸ばした。

 ふたりはともに28歳だが、公式戦で対決したのはこれが初めてだった。サスノビッチは勝ち上がる過程で、第12シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)と第21シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)という2人のグランドスラム優勝経験者を倒していた。

 今大会でのトレビザンは1回戦でハリエット・ダート(イギリス)を6-0 6-2で、2回戦でマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-3 6-2で、3回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)のダリア・サビル(オーストラリア)を6-3 6-4で破って16強入りを決めていた。

 トレビザンは準々決勝で、第17シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)と第27シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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