アルカラスがハチャノフを倒して2度目のグランドスラム8強入り [フレンチ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第6シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第21シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-1 6-4 6-4で倒してベスト8に進出した。試合時間は2時間14分。

 グランドスラム大会でアルカラスが4回戦を突破したのは、昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。

 ロラン・ギャロスに3年連続出場となる19歳のアルカラスは初めて予選を勝ち上がった昨年の大会で3回戦に進出し、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に4-6 6-7(3) 2-6で敗れていた。今シーズンのアルカラスは4月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)と5月のマドリッド(ATP1000/クレーコート)のATPマスターズ1000大会を含む4勝を挙げてトップ10入りを果たし、28勝3敗の戦績で今大会を迎えている。

 両者は今回が初対戦。この勝利でアルカラスは、4月のバルセロナ(ATP500/クレーコート)から続いているキャリア最長の連勝を「14」に伸ばした。

 今大会でのアルカラスは1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のフアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)を6-4 6-2 6-0で、2回戦でアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を6-1 6-7(7) 5-7 7-6(2) 6-4で、3回戦では第27シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-4 6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。

 アルカラスは次のラウンドで、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは4回戦で、予選勝者のベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)を7-6(11) 7-5 6-3で下しての勝ち上がり。

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写真◎Getty Images

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