カサキナがジョルジを下し、4試合でわずか14ゲームしか落とさず4年ぶりのベスト8進出 [フレンチ・オープン]

写真はダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)が第28シードのカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-2 6-2で下してベスト8に進出した。試合時間は1時間20分。

 ロラン・ギャロスに7年連続出場となる25歳のカサキナは、2018年にグランドスラム大会で初の8強入り。昨年は2試合を勝ち上がったあと、3回戦でソラナ・シルステア(ルーマニア)に3-6 2-6で敗れていた。カサキナは2014年大会でジュニアの部に参戦し、タイトルを獲得していた。

 この結果でカサキナは、ジョルジとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2020年3月にリヨン(WTAインターナショナル/室内ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、カサキナが6-2 4-6 6-2で勝っていた。

 今大会でのカサキナは1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のレベッカ・スランコバ(スロバキア)を6-2 6-0で、2回戦で予選勝者のフェルナンダ・コントレラス ゴメス(メキシコ)を6-0 6-3で、3回戦ではシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-3 6-2で破って16強入りを決めていた。

 カサキナは準々決勝で、第22シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と第29シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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