チリッチがロラン・ギャロスで初の4強入り、オーストラリアン・オープンに続いてルブレフに勝利 [フレンチ・オープン]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第20シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に5-7 6-3 6-4 3-6 7-6(10-2)で競り勝ちベスト4進出を果たした。試合時間は4時間10分。
ロラン・ギャロスに16年連続出場となる33歳のチリッチは、2017年と18年のベスト8がこれまでの最高成績だった。昨年は1試合に勝ったあと、2回戦でロジャー・フェデラー(スイス)に2-6 6-2 6-7(4) 2-6で敗れていた。チリッチがグランドスラム大会の準々決勝を戦ったのはこれが14回目だったが、戦績は6勝8敗となった。
この結果でチリッチは、ルブレフとの対戦成績を3勝4敗とした。今シーズンは1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)の3回戦で顔を合わせ、チリッチが7-5 7-6(3) 3-6 6-3で勝っていた。
今大会でのチリッチは1回戦でアッティラ・バラージュ(ハンガリー)を6-0 6-1 6-2で、2回戦でマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を4-6 6-4 6-2 6-3で、3回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のジル・シモン(フランス)を6-2 6-4 6-2で、4回戦では第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-2 6-3 6-2で破って8強入りを決めていた。
チリッチは準決勝で、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と19歳のオルガ・ルーネ(デンマーク)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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