16歳でグランドスラム大会初出場の小田凱人はダブルス初戦敗退 [フレンチ・オープン車いすの部]

写真は車いす男子シングルス準々決勝での小田凱人(東海理化)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の車いす男子ダブルス1回戦で、ギレム・ラジェ(フランス)/小田凱人(東海理化)はダニエル・カベルサスチ/マルティン・デ ラ プエンテ(ともにスペイン)に2-6 5-7で敗れた。試合時間は1時間21分。

 小田とラジェのコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ前週のアヌシー(ITF1シリーズ/クレーコート)では1試合に勝ち、準優勝を飾っていた。

 カベルサスチ/デ ラ プエンテは次のラウンドで、第1シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)と対戦する。シード勢2組は初戦がBYEで免除されており、準決勝からの登場となる。

 昨年4月に史上最年少(14歳11ヵ月14日)でITFジュニアランキングで1位となった16歳の小田は同日に行われたシングルス準決勝で第2シードの国枝慎吾(ユニクロ)に2-6 1-6で敗れたが、グランドスラム大会初出場(男子最年少)でニコラ・パイファー(フランス)と第4シードのゴードン・リード(イギリス)に勝って4強入りしていた。

 車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各12ドロー&男女ダブルス各6ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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