16歳の小田凱人が4強入り、初のグランドスラム大会でシード撃破 [フレンチ・オープン車いすの部]

写真は小田凱人(東海理化)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の車いす男子シングルス準々決勝で、16歳の小田凱人(東海理化)が第4シードのゴードン・リード(イギリス)を6-1 6-4で下してベスト4に進出した。試合時間は1時間20分。

 シード勢4人は1回戦がBYEで免除されており、リードはこの試合が初戦だった。

 昨年4月に史上最年少(14歳11ヵ月14日)でITFジュニアランキングで1位となった小田は一般の世界ランク9位ながら、ドローが拡大した今大会でグランドスラム初出場(男子最年少)を果たした。

 今大会での小田は前日に行われた1回戦でニコラ・パイファー(フランス)を6-1 6-3で破り、グランドスラム大会デビュー戦を勝利で飾っていた。

 小田は準決勝で、第2シードの国枝慎吾(ユニクロ)とステファン・ウッデ(フランス)の勝者と対戦する。

 車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各12ドロー&男女ダブルス各6ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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