大谷桃子/ジュ・ジェンジェンは大会5連覇を目指すデ グロート/ファンクォトに敗れて決勝進出ならず [フレンチ・オープン車いすの部]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の車いす女子ダブルス準決勝で、大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)/ジュ・ジェンジェン(中国)は第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)に2-6 6-7(1)で敗れた。試合時間は1時間27分。
シード勢2組は1回戦がBYEで免除されており、デ グロート/ファンクォトはこの試合がダブルスの初戦だった。
ジュと大谷のコンビは、今回が4度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ2019年9月の台北(ITF2シリーズ/ハードコート)でタイトルを獲得し、昨年11月のユニクロ車いすダブルス・マスターズ(ITFマスターズ・シリーズ/ハードコート)では準優勝を飾っていた。
今大会での大谷/ジュは、1回戦でダナ・マシューソン(アメリカ)/ルーシー・シューカー(イギリス)を6-2 6-1で破って勝ち上がっていた。ふたりはシングルスの1回戦で顔を合わせており、大谷が3-6 7-6(4) 6-1で勝っていた。
大会5連覇を目指すデ グロート/ファンクォトは最終ラウンドで、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)と対戦する。上地/モンジェーヌは準決勝で、マカレナ・カブリラーナ(チリ)/エマニュエル・モーク(フランス)を6-2 6-1で下しての勝ち上がり。
車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各12ドロー&男女ダブルス各6ドローで争われる。
写真◎Getty Images
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