瀬間詠里花がITFツアーのダブルスで今季2勝目、日比野菜緒はシングルス準優勝 [W25チェンライ]

写真は女子ダブルスで優勝を飾ったラトゥーヤ・ボーセール(インド/右)と瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)(写真提供◎瀬間詠里花:橋本総業ホールディングス所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITF女子テニスツアー」(ITFワールドテニスツアーW25/タイ・チェンライ/6月6~12日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第2シードのラトゥーヤ・ボーセール(インド)/瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)がノーシードから勝ち上がってきた荒川晴菜(アオヤマスポーツ)/荒川夏帆(吉田記念テニス研修センター)を6-1 6-3で下して優勝を飾った。試合時間は57分。

 瀬間とボーセールのコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ2019年9月の長沙(W60/クレーコート)では、3試合を勝ち抜き決勝進出を果たしていた。33歳の瀬間がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、リウ・ファンジョウ(中国)と参戦した5月のモナスティル(W25/ハードコート)以来で通算35回目となる。

 今大会でのボーセール/瀬間は1回戦でフメラ・バハルムス/バイデヒ・チョードゥリ(ともにインド)を6-2 6-3で、準々決勝でリヤ・バティア(インド)/アナスタシヤ・ポプラフスカ(ウクライナ)を6-3 6-4で、準決勝ではガオ・シンユー/シュン・ファンイン(ともに中国)を6-4 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は日比野菜緒(ブラス)が第1シードから勝ち上がり、決勝でガオに1-6 6-1 3-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、SEはスペシャル・イグザンプト

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○26ガオ・シンユー(中国)[SE] 6-1 1-6 6-3 ●1日比野菜緒(日本/ブラス)[1]

女子シングルス準決勝

○1日比野菜緒(日本/ブラス)[1] 6-1 6-1 ●10ラトゥーヤ・ボーセール(インド)

○26ガオ・シンユー(中国)[SE] 6-3 6-1 ●19小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)

女子シングルス準々決勝

○1日比野菜緒(日本/ブラス)[1] 4-6 7-6(3) 6-2 ●8岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[5]

○10ラトゥーヤ・ボーセール(インド)6-3 6-3 ●13パトチャリン・チプチャンデジ(タイ)[WC]

○19小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)6-3 6-1 ●25村松千裕(日本/グラムスリー)[3]

○26ガオ・シンユー(中国)[SE] 5-7 6-4 7-5 ●32アンキタ・レイナ(インド)[2]

女子ダブルス決勝

○16ラトゥーヤ・ボーセール/瀬間詠里花(インド/橋本総業ホールディングス)[2] 6-1 6-3 ●8荒川晴菜/荒川夏帆(アオヤマスポーツ/吉田記念テニス研修センター)

女子ダブルス準決勝

○8荒川晴菜/荒川夏帆(アオヤマスポーツ/吉田記念テニス研修センター)6-7(3) 6-2 [10-6] ●4リウ・ファンジョウ/ワン・メイリン(中国)

○16ラトゥーヤ・ボーセール/瀬間詠里花(インド/橋本総業ホールディングス)[2] 6-4 7-5 ●11ガオ・シンユー/シュン・ファンイン(中国)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真提供◎瀬間詠里花:橋本総業ホールディングス所属

Pick up

Related

Ranking of articles