サビルが3年越しのタイトル防衛を目指したペグラに勝利、ハレプは2回戦で途中棄権 [シティ・オープン]
WTAツアー公式戦の「シティ・オープン」(WTA250/アメリカ・ワシントンDC/8月1~7日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、3年越しのタイトル防衛を目指していた第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がダリア・サビル(オーストラリア)に5-7 4-6で敗れた。試合時間は1時間38分。
この大会は2020年が新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックで中止となり、昨年は男子大会のみ行われたため、女子大会は3年ぶりの開催となる。
2019年の同大会でWTAツアー初タイトルを獲得した28歳のペグラは、両親がNFLのバッファロー・ビルズとNHLのバッファロー・セイバーズのオーナーであることでも知られている。今シーズンのペグラはここまで13大会に出場し、5月のマドリッドで準優勝を飾るなど25勝13敗の戦績で今大会を迎えていた。
アキレス腱の手術を受けて2021年シーズンのほとんどを棒に振った元世界ランク20位のサビルは今年の2月には一時627位まで落としていたが、3月のマイアミで8強入りするなどして急速にトップ100復帰を果たした。
今季2度目の対トップ10勝利を挙げたサビルは次のラウンドで、アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を6-3 3-6 6-1で破って勝ち上がった予選勝者のレベッカ・マリノ(カナダ)と対戦する。
そのほかの試合では第6シードのカイア・カネピ(エストニア)がジュ・リン(中国)を4-6 6-4 6-4で倒し、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)は7-5 2-0とリードした時点で第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が体調不良で棄権したため勝利が決まり、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。
写真◎Getty Images
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