ラドゥカヌがタイトル防衛に挑むUSオープンに向けた夏のハードコートシーズンを勝利でスタート [シティ・オープン]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シティ・オープン」(WTA250/アメリカ・ワシントンDC/8月1~7日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で第2シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が予選勝者のルイーザ・チリコ(アメリカ)を6-4 6-2で下し、タイトル防衛に挑むUSオープンに向けた夏のハードコートシーズンをスタートした。試合時間は1時間27分。

 この大会は2020年が新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックで中止となり、昨年は男子大会のみ行われたため、女子大会は3年ぶりの開催となる。

 ファーストとセカンドともにサービスからのポイントを76%以上取ったラドゥカヌは一度だけブレークを許したが、試合を通して相手のサービスゲームを4度破って1時間27分で勝利を決めた。

 ラドゥカヌは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した2020年オーストラリアン・オープン優勝者のソフィア・ケニン(アメリカ)を7-6(2) 6-1で破って勝ち上がったカミラ・オソリオ(コロンビア)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)、テレザ・マルティンコバ(チェコ)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のワン・シユ(中国)が2回戦に駒を進めた。

 第8シードのクララ・タウソン(デンマーク)は2-6 2-6にで敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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