大坂なおみは途中棄権で初戦敗退、カネピが2回戦へ [WTAトロント]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・オンタリオ州トロント/8月8~14日/賞金総額269万7250ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で世界ランク39位(8月8日付)の大坂なおみ(フリー)が第2セット途中で棄権したため、同31位のカイア・カネピ(エストニア)が次のラウンドに勝ち進んだ。

 第1セット3-4のチェンジエンドでメディカルタイムアウトを取って背中のマッサージを受けた大坂は、タイブレークの末に6-7(4)でそのセットを落とすと第2セット0-3とリードされた時点で試合続行を断念した。試合時間は1時間7分。

 今大会に3年ぶり(予選敗退の2016年を含む)5度目の出場となった24歳の大坂は、前回プレーした2019年のベスト8が最高成績。そのときは第2シードから2試合を勝ち上がったあと、準々決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に3-6 4-6で敗れていた。

 この結果でカネピは、大坂との対戦成績を2勝0敗とした。両者は2017年9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の3回戦で一度顔を合わせており、カネピが6-3 2-6 7-5で勝っていた。

 前週のワシントンDC(WTA250/ハードコート)に参戦していたカネピは決勝に進出し、リュドミラ・サムソノワ(ロシア)に6-4 3-6 3-6で敗れはしたが準優勝を飾っていた。

 大坂は2022年シーズンの8大会目を終え、戦績はマイアミ(WTA1000/ハードコート)で準優勝するなど13勝7敗となった。

 カネピは次のラウンドで、第8シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。上位8シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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